コール オブ デューティ ワールド・アット・ウォー ファイナル・フロントズ(Call of Duty: World at War: Final Fronts)は、 コール オブ デューティ ワールド・アット・ウォー(Call of Duty: World at War) のPlayStation 2版である。
開発元はRebellion。北米版は2008年11月11日にPS2で発売。日本語版は現在アナウンスされていない。
Xbox 360, PlayStation 3、またWii 版では、実際に同じタイトルと表紙を使用しているが、PlayStation 2版では独自のミッションが設定されており、この点で前者とは全く異なっている。舞台は、太平洋戦争におけるアメリカ軍の戦闘、ヨーロッパにおけるバルジの戦い、ライン川からドイツに進攻するイギリス軍の戦いである。このPlayStation 2版には、全部で13のミッションがあるが、オンラインのマルチプレイヤーやナチ・ゾンビモードは設定されていない。トレイアークではなく、Rebellionによる開発で、アクティビジョンから発売された。
ストーリーモード[]
本作品の最初のミッションはトレーニングミッションで、Joe Miller、彼の分隊の仲間であるRoebuckとPolonskyとしてプレイする。プレイしながら登場人物について学ぶ。トレーニングミッション自体はプレイヤーが短期間で戦うために必要な操作方法を学んだり、ゲームの設定を紹介したりする橋渡しとしての役目を果たす。プレイヤーは、太平洋の島々を巡るキャンペーンで戦ったAmerican 2nd Marine DivisionのC・ミラーをモデルにしたと思われるジョー・ミラー二等兵として戦う。 プレイヤーは、アメリカ陸軍第80歩兵師団のルーカス・ギブソン二等兵、 アメリカ陸軍第4機甲師団のアレックス・マッコール一等軍曹、イギリス陸軍第6空挺師団のトム・シャープス二等兵としてヨーロッパ戦域の西部戦線の最終戦闘までを戦い抜く。本作品でプレイヤーは、死の新戦法を用い、戦争について恐れも容赦もなく、ルールも無用と考える敵と対峙する。コール オブ デューティ ワールド・アット・ウォー とは違い、本作品にはソビエトキャンペーンはない。
本作品の特徴[]
コール オブ デューティ ワールド・アット・ウォー ファイナル・フロントズ は、PlayStation 2の処理能力に限界があるためコール オブ デューティ ワールド・アット・ウォー とは対照的に、独自の物理エンジンを使用している。本作品のグラッフィックスはPlayStation 2版の他のコール オブ デューティ 作品と類似している。同じように、メニューシステム、キャラクターモデル、 フォントなどにも類似点が多い。本作品の音声は、コール オブ デューティ ワールド・アット・ウォーやコール オブ デューティ3と同様だ。今回もキーファー・サザーランドがローバック軍曹の声を担当し、新しいセリフを録音している。また、ポロンスキーやサリバンの声を担当した声優を始め、コール オブ デューティ ワールド・アット・ウォーでおなじみの多くの声優が再登場する。敵兵の怒鳴り声や叫び声も同じものが使用されており、シリーズの連続性が感じられる。M1 Thompson、M1 GarandそしてType 100などのおなじみの銃器も使用可能だ。さらに、本作品の2つのステージではM2火炎放射器も武器として使用できる。
ステージ一覧[]
太平洋での戦い[]
- 基礎訓練 (Basic Training)
- ベシオ急襲(Betio Assault)
- ベシオ飛行場(Betio Airfield)
- コードネーム 餌をあさる者(Codename: Forager)
- タポチョ山(Mount Tapochau)
冬の攻撃[]
- エッテルブルック(Ettelbruck)
- バストーニュへの進行(The Race to Bastogne)
- バストーニュ解放(The Relief of Bastogne)
- ビュールの戦い|(he Battle of Bure)
ヨーロッパでの勝利[]
- ライン川(The Rhine)
- ブラウナウ・アム・イン(Braunau am Inn)
太平洋での勝利[]
- 鋼鉄の暴風(Typhoon of Steel)
- 首里城(Shuri Castle)