コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3(Call of Duty: Modern Warfare 3)(通称CALL OF DUTY: MW3と表記されたり、COD: MW3、Modern Warfare 3、あるいは、単にMW3と表記される)は、コール オブ デューティゲームの第8作目であり、Infinity Ward(インフィニティ・ウォード)社にとっては第5作目となる。そして、コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2の続編である。
アクティビジョン社は、2010年4月9日の試作段階でゲームタイトルが決まり、2011年11月8日にリリースとなったことを認めた。製作中止となったアクションアドベンチャーであるコールオブデューティを、当初から製作を計画していたSledgehammer Games社 が、本作品の完成を目指してインフィニティウォード社と共同製作した。Raven Softwareは、コール オブ デューティの前作も担当しており、本作のユーザーインターフェースとダウンロードコンテンツを制作した。ダウンロードコンテンツは、9か月にわたって月に一度のペースでリリースされた。コール オブ デューティ ELITEのユーザーは、本サービスのプレミアム版を所有していれば無料で入手できた。Sledgehammer Games社は、バグフリーなコール オブ デューティであるという肩書きと95%以上の評価獲得を目指していた。
キャンペーン[]
あらすじ[]
シェパード将軍が殺害された数時間後、ジョン・プライス大尉とニコライは、 インドのTemplate:Wにある、ニコライの仲間が営むアジトに、瀕死のジョン・”ソープ”・マクタビッシュを避難させた。ソープは応急処置を受けたものの、ウラジミール・マカロフの命を受けた男たちの大群が3人を殺すためにアジトを急襲した。ユーリという名の兵士が、国外の安全なルートを確保して、ソープに応急処置をほどこしていたプライスを助けた。
マルチプレイヤー[]
マルチプレイヤーは、2011年9月2日と3日に催されたコール オブ デューティXPのイベントにて一般公開された。イベントの参加者は、リリースの2か月前にマルチプレイヤーのゲームプレイを体験できる特典があった。
コアマルチプレイヤーゲームプレイは、コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェアとコール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2のスピリチュアルな組み合わせと例えられているが、いくつかの主要な追加がなされた。
- 今回の各プレステージには80のレベルがある。
- 追加、変更、および削除されたパークがあり、そしてオーバーキルが再導入された。
- 武器プロフィシエンシーによりクラスと武器のさらなるカスタマイズが可能となった。
- 各武器には個別のランク(武器レベル)がつく。武器をレベルアップするために、プレイヤーはアタッチメント、プロフィシエンシー、チャレンジを解除するべく、武器を使う必要がある。
- 旧キルストリークシステムは、ストライクチェーンへと変更された。これはアサルト、サポート、スペシャリストの中から選ぶポイントストリーク用の3つの異なるストライクパッケージとなっている。
- そして、キルコンファームド、チームディフェンダーと呼ばれる2つの新ゲームタイプが登場。
- プレイヤーは、ポイントストリークリウォードをスクロールすることができる。
- またプレイヤーは、各カスタムクラスにおいて、別々の連続したポイントストリークを設定することができる。
- HUDを含む、ポイントストリークカウンターが画面に表示されるようになった。
- プレイヤーのポイントストリークは、最後のポイントストリークリウォードが達成された後に再開され、ストリークを再開させるために死ぬ必要はない。
- プライベートマッチには、様々な事前設定可能なカスタムゲームモードが導入される。
- ディスクには16のマルチプレイヤーマップが収蔵され、各マップはサバイバルモードでもプレイできる。しかし、マップは難易度により異なる。
- コール オブ デューティ ブラックオプス以来のオンライン分割画面が再登場。
- シアターモードもコール オブ デューティ ブラックオプス以来の再登場となった。
- 身体に障害やハンディキャップを持つプレイヤーのためのオプションもいくつか用意された。
- コール オブ デューティ ブラックオプスで全てがアンロックされていたのと違い、プレイヤーはオフライン分割画面で個別に再度レベルアップしなければならない。
- Infected、Drop Zone、FFA Gunplay、Money in the Denkを含む「コミュニティプレイリスト」が新しいゲームモードとして後に追加された。
スペシャルオプス[]
マルチプレイヤーでのシステムを模したランキングシステムが新たな機能として追加された。プレイヤーはサバイバルモードとミッションモードで経験ポイントを稼ぎ、ミッションモードでは新ミッションを、サバイバルモードでは新しい武器、道具、パークをアンロックする。
ミッションモード[]
ミッションモードは、コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2のスペシャルオプス協力モードに類似したモードである。サバイバルモードのウェーブベースゲームプレイとは対照的に、タイムミッションやオブジェクティブといった様々なミッションが用意されている。
サバイバルモード[]
サバイバルモードは、色々なマルチプレイヤーマップ上で、人工知能制御された敵のウェーブを阻止する、コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3のスペシャルオプスモードにフィーチャーされた新機能である。
ウェーブはランダムに発生するが、難易度は上がっていく。そのため、ゲーム後半にはプレイヤーが複数のジャガーノートや犬、C4爆弾を巻き付けた自爆兵、敵の空中支援を予測できるようになる。ウェーブはプレイヤーが負けるまで続くため、このゲームモードでは勝ち目がない。他のスペシャルオプスミッション同様、協力モードは本モードや、オンラインあるいはオフライン分割画面でプレイできる。